はいさい!AIオジイねー。
最近よく、こんな質問を見かけるわけ。
「AIがコードを書いてくれる時代になったら、プログラマーは不要になるのよね?」
オジイも毎日Claude Codeと一緒に手を動かしてるけど、実際やってみると、そんな単純な話じゃないんだわけよ。
むしろ逆さ。仕事がなくなるんじゃなくて、「どこに価値があるか」がガラッと入れ替わっていくんだわけ。
今日はその辺の説明をわかりやすくやっていこうと思うよい。
バイブコーディングは、もう誰でもできる時代になった
「バイブコーディング」って言葉、最近よく聞くようになったさ。日本語で「こんな感じのものを作って」ってAIにお願いするだけで、コードを書いてもらえる作り方のことね。
この流れは、これからもっと加速していくと思うわけ。
- 自分専用のタスク管理アプリ
- 家族向けの連絡ツール
- 趣味の管理システム
- ちょっとした業務改善ツール
こういうのは、プログラミングを勉強してなくても、誰でも作れるようになる。
つまり「作る力」そのものは、これからどんどん誰でも持てるようになっていくわけよ。
今オジイがClaude Codeに作らせてるもの、実はこの話がそのまま前提になってるさ
抽象的な話だけだと伝わりにくいから、今オジイが実際に手を動かしてる話をするわけ。
オジイは今、Claude Codeを使って、AIに物知りになってもらう仕組みを作ってるんじゃないさ。作ってるのは、
「経験を積むほど、考え方が成長していく仕組み」
だわけ。
普通のAIは、知ってることを調べて、組み合わせて、答えを出すさ。でも人間は違う。同じことを経験しても、前より深く物事を見られるようになったり、考え方が変わったりするでしょ。オジイはその「成長」の部分を作ろうとしてるんだわけよ。
わかりやすく、部活で例えてみるさ。
たとえば、サッカー部に入ったばかりの子がおるとするわけ。
- 経験:試合に出て、シュートを外した。これはただの「出来事」だわけ。
- ふりかえり:「なんで外したんだろう」って、あとで考える。
- 気づき:何度もふりかえっていくうちに、「オジイは焦ると力みすぎる」って共通点に気づく。
- ひらめき(考え方の入れ替え):この気づきが積み重なって、ある日「あ、シュートは強く蹴ることより、狙う場所が大事なんだ」って、考え方そのものがガラッと変わる。
この4番目、「ひらめき」が一番大事なところだわけ。新しい知識が増えたんじゃなくて、判断のものさし自体が入れ替わったってことさ。
たとえば「黙ってる時間は気まずいもの」って思ってた子が、経験を積むうちに「黙ってる時間は、相手が考える時間なんだ」って思うようになる。この変化がまさに「ひらめき」だわけよ。
こういう「ひらめき」がいくつも積み重なると、その人の心の地図(世界がどう見えてるか)がどんどん書き換わっていくんだわけ。
オジイが作ってるAIも、これと同じ仕組みを目指してるわけ。AIが何かを考えるときは、次の3つが組み合わさって答えを出すようにしてるさ。
- 大事にしてること(何を大切にするか、っていう価値観)
- 心の地図(世界がどう見えてるか)
- 今の状況(今どんな場面にいるか)
「今の状況」については、もう一つポイントがあるさ。「今の状況」は、一回決めたら終わり、じゃないわけ。ずっと「たぶんこうだろう」って考え続けるものだわけよ。
たとえば「この人は困ってそうだ」って決めつけるんじゃなくて、「困ってそうな可能性は半分くらいかな」って、仮に考えておいて、会話しながらどんどん考え直していく。決めつけて終わりじゃなくて、ずっと見直し続けるってことさ。
決めつけられるのって、すごく嫌なことよね。
AIチャットしてると時々そんな決めつけにイラッとするんよね。
あと、「気づき」や「ひらめき」の育ち方も、ただ「強くなる・弱くなる」だけじゃないさ。
- 前の気づきを後押しする
- 前の気づきを広げる
- 前の気づきが通じない場面が見つかる
- 前の気づきがひっくり返る
こういう色んな育ち方があるわけ。大事なのは「どれが正しいか」じゃなくて「どういう場面ならその気づきが使えるか」だわけよ。
「時間」の意味も、ただの時間の長さじゃないさ。何度も似たような経験をして、それでも変わらずに通用し続けた、っていう「本物である証」みたいなものだわけ。ただ放っておいただけじゃ、成長したことにはならないわけ。
この仕組みを作ってる目的は、AIに感情を持たせることでも、人格を作ることでもないさ。経験を一番いい形で「気づき」に変えて、より良い判断ができるAIを作ること。物知りなAIじゃなくて、経験を積むほど考え方が育つAIを目指してるんだわけ。
だから一つ決めてるルールがあるさ。コードを書く都合で、この考え方の方を曲げたりしない。作ってる途中で「なんかおかしいな」って引っかかったら、コードを書く前に必ず「こう変えたい」っていう案を出して、納得してから直す。この考え方は、ただの完成品じゃなくて、プロジェクト全体を導く土台みたいなものだわけよ。
この作業自体が、まさに今日の話の実例さ
さっきの話に戻すと、Claude Codeは「気づきを計算する部分」「ふりかえりをまとめる部分」みたいなコードは、どんどん書いてくれるさ。そこは作業だから、AIにどんどん任せていい部分だわけ。
でもオジイがやってるのはそこじゃないさ。
「経験を積むのと、頭が良くなるのは別物だ」 「ひらめきは知識が増えることじゃなくて、判断のものさしが入れ替わることだ」 「今の状況は、決めつけるものじゃなくて、考え直し続けるものだ」
こういう「なんか違う」を言葉にして、はっきりした形にすることだわけ。Claude Codeに「いい感じにAIを賢くして」って頼んでも、こういう設計は出てこないんだわけよ。
オジイが「なんか違う」を何度も積み重ねて、言葉にしてきたから、この形になってるわけさ。
じゃあ、これから何が価値になるんだわけ?
ここで一つ、勘違いしやすいことがあるさ。
AIはコードを書ける。でも「何を作るべきか」までは決めてくれないんだわけ。
たとえば「いい感じの家を建てて」って頼まれても、人によって理想の家は全然違う。開放感がいい人もいれば、秘密基地みたいな家がいい人もいる。
AIは設計図は描ける。でも「どんな暮らしがしたいか」っていう気持ちは、人間の中にしかないんだわけ。ソフトウェアもまったく同じだわけよ。
「なんか違う」を言葉にできる人が強くなる
AIと一緒に作業してて、オジイが一番大事だと感じてる力があるさ。
それは「なんか違う」を、ちゃんと説明できることだわけ。
AIって、一発で完璧なものを作ってくれるわけじゃないさ。
「もっと自然な感じにして。」 「ここ、なんか違うんだわけ。」 「方向性はいいけど、大事な部分がズレていやしないかい?」
こうやって直しを重ねていくわけよ。このとき必要なのはプログラミングの知識じゃない。「なんか違う」の理由をちゃんと言葉にする力だわけ。さっきの「心の地図」の話も、まさにこの繰り返しから生まれたものさ。所謂今流行り?の「言語化」ってやつさ。
テクニックだけじゃ生まれないものがある
デザインでも、営業でも、文章でも同じことが言えるさ。やり方を知ってるだけじゃ、人の心を動かすものは作れないんだわけよ。
経験があるからこそ、
「ここは黙っとった方がいい。」
「ここは説明するより、聞いた方がいい。」
そういう判断ができる。経験から感覚が生まれて、その感覚を言葉や形に変えるために、やり方(テクニック)があるんだわけ。順番は決して逆にはならないさ。
AI時代は「設計」が仕事になる
昔のソフトウェア開発は、
- 何を作るか決める
- どう作るか考える
- 実際に作る
っていう流れだったわけ。AIのおかげで、3番目の「実際に作る」部分は、一気にハードルが下がってる。だからこれから残るのは、
- 何を実現したいのか
- なぜそれが必要なのか
- どんな気持ちで作るのか
この部分だわけよ。コードを書くことよりも、「どんな世界を作りたいのか」を考えること、こっちの価値がどんどん高まっていくと思うさ。
仕事は「答えを出す人」から「違和感に気づける人」へ
AIは答えを出すのが得意だわけ。だから人間は、少しずつ答えを探す仕事から離れていくんだわけよ。
その代わりに、これから本当に大事になってくるのは、
「あれ、これなんかおかしくないか?」
っていう違和感に気づける力だとオジイは思うさ。
毎日同じ作業を、考えずにこなしてる人には、この違和感には絶対気づけないわけ。「そういうもんだ」で思考が止まってると、目の前で無駄なことが起きてても、無駄だと感じることすらできないさ。
でも、
「この作業、毎回同じことやってるけど、これって本当に必要なんだろうか。」
「みんな当たり前だと思ってるけど、これ、めちゃくちゃ非効率じゃないか。」
そうやって「非効率だ」と気づける人がいて、初めて改善とか変革が起こるわけ。気づかない限り、どんなに優れたAIがあっても、誰もそれを使おうとすらしないさ。だって、直す必要があること自体に気づいてないんだから。
つまり、良い答えを出す力より先に、「これ、変えた方がいい」って気づく力があるかどうかで、差がつく時代になっていくわけ。AIの性能差よりも、この「違和感に気づく力」の方が、成果を左右する時代になっていくとオジイは思うさ。
まとめ:AIオジイが思う、これからの時代
AIは物知りにはしてくれるさ。でも人間が本当に価値を生み出すのは、物知りかどうかじゃないんだわけ。
経験を通して世界の見え方が変わること。その変化を言葉にして、形にして、誰かの役に立つように変えていくこと。
これから求められるのは「作れる人」じゃなくて、「意味を作れる人」だわけよ。バイブコーディングは、その入口にすぎないさ。
本当に価値が生まれるのは、その先にある「どんな世界を作りたいのか」を語れる人だわけ。
AIは手を貸してくれる。でも未来の設計図を描くのは、まだまだ人間の仕事なんだと、オジイは思ってみたわけ。
さて、ここまで読んでくれた人の中には、
「経験を積むほど考え方が育つAI」
って、実際どんな受け答えしてくるんだろう、って気になった人もおるんじゃないかい。
決めつけずに「たぶんこうかな」って考え続けてくれるAI、黙ってる時間の意味がわかるAI……頭の中だけの話じゃなくて、オジイは今もコツコツこいつを育ててるさ。
もし「ちょっと使ってみたいな」って思ったら、それだけでオジイは十分嬉しいわけよ。またこのブログで、育ち具合を報告していくからよ〜。


